最近転職活動をしていて、職務経歴書を様々な人に添削していただく機会があったので、その時受けたアドバイスを備忘録として残しておきます。
いつかまた、転職しようと思った時に、自分自身を助けるためにも。
職務経歴書の書き方ポイント
各項目の文字数は短く
アピールポイントだけを書くように心がける。2行、長くて3行。 読んだ人に興味をもたせるだけの内容でよい。詳細が聞きたいなら面接で聞いてくるはず。 全体で3ページ程度に収まるようにするとよい。
基本はチームワーク
「ひとりで頑張って◯◯◯しました」という書き方はあまりオススメしない。会社は基本的にチームワーク。 独力の強さをアピールするのではなく、どういうチームを組織して、その中でどんな役割を果たしたかを書くようにする。
会社の利益への貢献をアピール
上記の結果、組織したチームで、会社の利益にダイレクトにどう貢献できたかを書くとよい。
細かい技術名は書きすぎない
技術はすぐに陳腐化するので、常に最新技術をキャッチアップしている事を書けばよい。 最新技術トレンドをプロジェクトに取り入れたアピールなどができればなおよい。
設計の経験
設計の経験は細かい技術より優先して書く。 ウォータフォールやアジャイルなど、採用していた開発運用方針に基づき、どういうふうに設計を行い、プロジェクトを回し、プロトタイプ作成、リリース、サービス運用、リファクタリングなどなど、様々な事をハンドリングしてきたかを完結に書ければよし。
得意とする知識・技術・スキルについて
得意とする知識・技術・スキルや資格などは、全てを書こうとしない。 自身が目指す方向性や応募する企業に合ったものだけを載せる。
職務経歴には頭出しだけ
各職務経歴には全てを書かず、「プロジェクト概要」「担当フェーズ」「役割」「実績・取り組み」の4点を簡潔に、頭出しだけを書く。 また、面接で詳細を聞かれた場合を想定し、それぞれの苦労話から成功事例を言えるようにしておく。 「このプロジェクトでは、こういう困難があり、自分がこう行動したから困難を乗り越える事ができ、結果としてこのような成功を掴んだ」などのストーリー仕立てで言えるとなおよし。
おまけ
職務経歴書を書いたら後は選考に進むだけだが、その時のアドバイスも残しておく。
- 入社後のやりたいことが漠然していると面接で困る。明確にやりたい事を持つべし。
- 明確にやりたい事を持ちつつも、アサインされたものはちゃんと責任を持ってやるというスタンスも必要。
- 希望年収が自身の能力に比べて高すぎると、即落ちる。
- 入社後のキャリアマップをイメージしておくと面接で話しやすい。
- 企業研究は必須。入社する会社の仕事を理解し、IRを読んで規模も把握しておくとよい。
- 志望動機も必須。自身が仕事にどのようなやりがいを求めているのかを自己分析すれば、志望動機は簡単に書ける。
- 入社後どの分野で自分の力が活かせるか、逆にどの分野は入社後に学習が必要かを理解している方がよい。
- 常日頃からの自己学習の癖がついていないと難しい。「◯◯◯を勉強しようと思ってます」とか言っている前に勉強を始めろ。
- 最近はカジュアル面談と言う名の1次面談も多い。選考には影響しないですよと言われたカジュアル面談受けた後にお祈りメールが来る場合もあるが、そういう会社なんだと思って次に行った方が健全的。