このページは何?
前回書いた アウトプットが上手になる10の方法 の実践版です。
アウトプットの組み立て方や、ちょっと細かい点などをご紹介できればと思います。
1. アウトラインから書く
こちらは前回も書きましたが、とても重要な事です。
まずは大見出し、少見出しだけでアウトプットの内容を組み立ててみましょう。
例えばこんな感じです。お題は「レモン」にしました。
- 食卓でキラリと活躍するレモン
- レモンの味いろいろ
- すっぱい
- 甘酸っぱい
- しゅわっ
- つーーん
- レモンの活躍の場の一例
- レモネード
- 唐揚げの相棒
- ドレッシング
- 駄菓子
- 最後に
なんとなく見出しだけでも、言いたいことは伝わりますよね。
ここまで書いたら後は文章なり画像なりで肉付けをしていきましょう。
見出しからはみ出ないかぎり、破綻したアウトプットにはならないはずです。
2. 図で表せることは図で
一般的には、文章で伝えるより、図で伝えたほうが、伝わりやすいです。
例えば、こちらはレモンの断面図ですが、断面図を文章で説明するのは難しいですよね。
「これ、文章と図、どっちで伝えたほうが伝わりやすいかな?」とアウトプットを作る際は常に意識しましょう。
3. 画像で文章のイメージを固定化させる
文章だけだと、イメージしたものが人それぞれになりがちです。
画像を的確に添えることで、その認識の齟齬をなくしましょう。
例えば「なんだ!?」と思っている人がいるとします。
文章だけ
「なんだ!?」と思っている男性
画像あり
「なんだ!?」と思っている男性
画像あり
「なんだ!?」と思っている男性
ね。
全然違いますよね。
自分が書いた文章の、認識の幅を意識しましょう。
4. 正式名称で書く
ちょっと細かい事ですが、アウトプットする際は正式名称を書きましょう。
例えばジャバスクリプトは javascript でもなく Javascript でもなく JavaScript です。
正式名称をちゃんと書き、尊敬の念を払いましょう。
5. 英単語の前後にはスペースを入れる
これも細かい事ですが、英単語の前後には半角スペースを入れると可読性があがります。
■ 半角スペースなし
例えばジャバスクリプトはjavascriptでもなくJavascriptでもなくJavaScriptです。
■ 半角スペースあり
例えばジャバスクリプトは javascript でもなく Javascript でもなく JavaScript です。
どうですか?読みやすくないですか?
読みやすいと思って頂けたら、ぜひ実践してみてください。
6. 事実と感想は明確にする
アウトプットしたい事が、事実なのか、個人的な考えなのか、単なる感想なのかは、明確にしましょう。
レモンはすっぱいから、美味しいし、健康にいい。
例えば上記では、個人的な考えと感想を事実の用に述べています。これでは読み手に誤った認識を与えてしまうかもしれません。
レモンはクエン酸という成分が豊富に含まれており、強い酸味を持っている。
クエン酸は、体内でエネルギーを作るためにも使われるため、疲労回復の効果を持っている。
ちなみに、自分はこのクエン酸の酸っぱさが好きだ。
このように、事実と感想は分けて書きましょう。
7. 議題|結論から書く
それがいったい何について書いてるのか、最後にわかる文章を、最後まで読んでくれるひとは少ないです。
まずは、結論を書くなり、何についてのアウトプットなのか、読んだ結果どのような情報を得ることが出来るのかを、明示しましょう。
そうすることで、最後まで読んでくれる人が増えます。どうせアウトプットするらな最後まで読んでほしいですもんね。
8. 一度音読して(架空の誰かに)説明してみる
自分の書いた文書を、誰かに説明する てい で音読してみましょう。
アウトラインや文章が破綻していると、音読することが難しくなります。
これが不思議なもので、黙読ではなかなか気がつけないんですよね。
ぜひ一度やってみて下さい。音読の効果を体感できると思います。
9. 一晩寝かせる
さて、あなたはアウトプットを書き上げました。
でも、ちょっと待ってみましょう。急いで公開する必要がないのであれば、一晩寝かせる事をおすすめします。
寝て、起きて、改めて読んでみると、誤字脱字や、変な文章に気が付きやすいですよ。
10. 画像や参照の使用方法は厳守
アウトプットに、フリーの画像などを使いたい場合もあると思います。その際は、確実に使用方法を確認しましょう。
例えばこの記事で使わせて頂いている画像は Freepik Storyset ですので、
Illustration by Freepik Storyset
と明記する必要があります。
おわりに
自分がいつも意識している事をまとめてみました。
アウトプットをする際に思い出していただけると、嬉しいです。